インタビュー2020.11.20
たまゆらのお客さま訪問 vol.1恩地食品株式会社を直撃訪問!工場インタビュー編!【後編】
《法人営業部のお客様》
たまゆらのお客さま訪問 vol.1
工場インタビュー編!【後編】
恩地食品株式会社京都工場を直撃訪問!どんな風にユニフォームを使っていますか?
「あ〜おんちかった!」恩地食品はうどんなど麺の製造メーカー
「あ〜おんちかった!」恩地食品はうどんなど麺の製造メーカー
「あ〜おんちかった!」というキャッチフレーズ。枚方近隣にお住まいの方であれば一度は耳にしたことがあるはず。つるっと艶があって、やわらかく丸みのある麺が印象的な「恩地うどん」は、ここ恩地食品で作られています。
たまゆらのユニフォームを愛用していただいているお客様の声をお届けする訪問企画!「どんな風にユニフォームを使っていますか?」
第1回目となる今回は、10年以上たまゆらのユニフォームを利用していただいている「恩地食品株式会社」の恩地宏昌社長と京都工場で働く社員の皆さまにインタビューさせていただきました。
今回は初回ということで社長インタビュー編と工場インタビュー編の2本に分けてご紹介します!(社長インタビュー編はこちら)
安心安全な職場づくり
加田部長
「従業員は安全安心な商品を作ってお客様にお届けする最前線。ユニフォームや設備などお客様にとっては見えないものでも、従業員が働きやすい環境に繋がるのであれば、積極的に取り入れます。人間関係も風通しがいい職場であれば、不思議とお客さんにも伝わるところがあると感じています。『いつ食べても美味しい』という安定的な品質で提供するのがおいしさであり企業力です。天気や温度が違うだけで違うものになったりもするのでできるだけ同じものを作るよう、人間の経験や技術で日々調整しています。だから人は大切だという事を改めて感じています」
恩地食品京都工場のユニフォームはどんな感じ?
続いて、工場の現場の皆さんが普段どのようにたまゆらのユニフォームを活用されているのか、お話を伺いました!
実は、恩地食品京都工場のユニフォームは現場の声を生かして、3回のモデルチェンジをして現在に至ります。見た目はほぼ同じですが少しずつ機能が変化しているそう。
恩地食品のユニフォーム運用方法
「今全部で3種類ありますが素材が違うだけで見た目はほぼ同じ。1人3~4着ずつ自分が着やすいユニフォームを選んで自由に組み合わせて着てもらっています。洗濯は毎日クリーニングに出して常に清潔に保っていますよ」
「食品工場では、安全対策・衛生対策・異物混入対策・熱中症対策など考えなければいけないことがたくさんあります。例えば、ポケットはあった方が便利ですが、異物混入を招く可能性があります。ポケットがあったら何か入れてしまうので、以前はあえて縫い付けて使えなくしてもらったりもしていました。ルールとして守らないといけないことと自分達の利便性とはまた違う話なので、苦労も絶えません。
- 1、安全対策
- 私たちの場合、ジャンパーみたいに長くてダランとしているユニフォームだと機械に巻き込まれて非常に危険ですので、裾がキュッと締まって体にフィットするタイプにしています。
- 2、熱中症対策
「工場の作業場の室温は40度ぐらいあって、とても暑いんです。なので、汗で蒸れるのを防ぐため、より通気性の良いものに変えてきました。最新のユニフォームはポリが入っていて、臭わないし、乾きやすいのでとてもよいです。何より、臭わなくなりました。今まで、仕事中用事があって近くによると『汗くさーっ!』とお互いに汗の匂いにびっくりしていましたが、それがなくなりホッとしています」
- 3、衛生対策
- 「体毛の落下を防ぐために長袖で袖の口を絞っているものをたまゆらさんに提案してもらって、良かったものを選びました。また、髪の毛の落下を防ぐための帽子もたまゆらさんで揃えています」
-
【memo】最新モデルのユニフォームは、吸汗速乾性の生地を使用しており、べとつきやムレ感がない商品。さらに制菌加工が施されていることで匂いも軽減しいいとこづくし。
※ 制菌加工 とは?
繊維に付着した菌の繁殖を抑え、製品に付いてしまった皮膚常在菌や有害細菌の増殖を抑え、製品の衛生面を高く維持するために行われる加工。 これによって、嫌な臭いを防げるだけでなく、体に有害な菌が増えることも防げる。一般的に匂いを軽減する為によく施される加工(抗菌加工)よりも、さらに高度な加工がなされた生地ということで、熱中症対策と匂い対策しかり、菌の増殖を抑えるので衛生対策にもつながるという、一石二鳥なユニフォームです。
3つのユニフォームの変遷
左から、歴代のユニフォーム順に並んでいただきました。
【最初のユニフォーム:左】
メリット |
・分厚くて丈夫だった ・すけなかったので女性には良かった |
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↓モデルチェンジの理由:廃盤になることがきっかけ。最初のユニフォームは冷蔵庫など寒い場所用のユニフォームだったので現場が熱く蒸れて大変だったので薄いユニフォームにチェンジ。
【2回目のユニフォーム:真ん中】
メリット | ・素材がポリだけだと暑かったので綿を入れると涼しくなった ・袖が二重になって衛生的になった ・コストが下がった |
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↓モデルチェンジの理由:蒸れて暑い、汗を吸収して汗臭いのをなんとかしたい!
【3回目最新のユニフォーム(現在):右】
メリット | ・動きやすい ・薄手で涼しい ・汗が乾きやすい ・綿ではなくなり汗臭く無くなった |
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・2つ目よりも少しコストが上がった |
【主な改善】
・ズボンがボタンで開閉タイプ→今はゴムで動きやすくなった!
・袖が二重じゃなかったので異物混入が心配→今はゴムで二重なのでより衛生的!
・汗をかいて蒸れる、汗臭い→通気性と速乾性があり、汗臭く無くなり、より快適に!
「たまゆらフェスタ」は直接想いをぶつける機会!次の要望とは?
「毎年、たまゆらフェスタに行くたびに、いろいろ要望を伝えて改善してもらっているんですよ!『毎回思ってること全部伝えたろ!』と意気込んでいます。やっぱり行って顔合わせて話すと、こちらの思いをよりわかってもらえるので。
『前のここが良かったでーありがとう!』と先にお礼を伝える。それから『次はこのリクエストで頼むわ!』とお願いする感じですね(笑)」と加田部長も力説。
【memo】たまゆらフェスタとは?
毎年9月にたまゆら主催で大阪のグランキューブで開催しているイベント。たくさんの関連企業ブースや飲食店も多数出店!
2020年はコロナで開催中止、2021年9月10日開催予定!
次にリクエストしたいことはなんですか?と伺うと、「次は帽子を改良したいんです!」とのことで
「毛髪混入を無くしたいんですけど、ネットタイプの帽子だとどうしても間から髪の毛が抜け落ちてしまうんです。かといって今のようなマジックテープでしっかり止めるものにすると……実は頭のてっぺんが薄くなる人が増え始めて(苦笑)」
「しっかりつける帽子は暑いし蒸れる…って食品会社で働く人は思っている人が多いかもしれません。食品会社に入ったから帽子のせいで頭が寂しくなる……なんて言うのは、特に若い子はかわいそうですから。と言うわけで、ユニフォームをいいものに変えてもらったので、次は帽子も改善していきたいですね!」
たまゆらのいいところはなんでも言いやすい関係性と、誠心誠意動いてくれるところ!
「普段たまゆらの担当者さんとのやりとりは電話だったり、直接来てもらってやりとりしています。はじめの担当は、戊亥(いぬい)さんで、今は村川さんです。」
【たまゆら営業担当】
「めっちゃ無理言ってるけど、いつもいい感じにやってもらっています。たまゆらに依頼してよかったことは、やっぱり誠心誠意動いてくれること。要望に応えようと一生懸命してくれるし、絶対にないがしろにしない。ちゃんと話を聞いて、誠心誠意応えてくれますよ。たまゆらさんは、人間味がある会社だからいいと思います。機械的な会社もあるでしょ?でもたまゆらは人間らしさがあるので回答が人間らしい。飾ることもなく、率直で。だからいいんです。なんでも伝えやすい、言いやすい関係が築けてると思いますね。その分、無茶も言いますけど!(笑)」
恩地食品を訪ねて、編集後記
今までうどんは、買って食べる、一消費者でしかなかったですが、実際にうどんへの熱い想いや歴史、今後の展望など社長のお話を伺って、工場を拝見してみると、ユニフォームや施設にも一つ一つ意味があって、いろんな工夫の重なりや企業の関わりの中で、美味しいものが作られているのだな、と改めて考え直す機会になりました。
恩地さん、社員の皆さん、ありがとうございました!
恩地食品株式会社の概要
- 設立 1959年6月
- 事業内容 ゆで麺類の製造販売
- 事業所数 2工場(本社・工場及び京都工場)
- 所在地
【本社・工場】
大阪府枚方市伊加賀緑町2-2 TEL 072-845-1121(代表)
【京都工場】
京都府八幡市岩田南野7-1 TEL 075-971-2151(代表) - 公式サイト https://www.onchi.co.jp/