インタビュー2021.07.30
たまゆらのお客さま訪問 vol.5 抗ウイルスのユニフォームは業界初!東洋テック株式会社を直撃訪問!
《法人営業部のお客様》
たまゆらのお客さま訪問 vol.5
警備・セキュリティ会社
「東洋テック株式会社」を直撃訪問!どんな風にユニフォームを使っていますか?
抗ウイルスのユニフォームの導入は警備会社では全国初!安心で快適な社会の実現に貢献する【東洋テック株式会社】
たまゆらのユニフォームを愛用していただいているお客様の声をお届けする訪問企画!
「どんな風にたまゆらのユニフォームを使っていますか?」
第5回目となる今回は東洋テック株式会社の皆様 にインタビューさせていただきました。
(東洋テック株式会社)
東洋テック株式会社はどんな会社?
東洋テック株式会社(創業時:東洋警備保障株式会社)は1966年大阪市南区(現在の中央区)で創業。
現在は大阪を拠点に姫路・神戸・東京など全国各地で機械警備、ホームセキュリティ、輸送警備、施設警備、ATM管理業務、ビル総合管理業務、保険代理店業務、工事・機器販売、不動産業務などを行なっている警備会社です。
(左奥から西永さん・杉谷さん・吉田さん・松下さん・石川さん
左手前たまゆらの営業担当海道・右手前たまゆら広報宮田)
東洋テック株式会社とは?
当社は1966年の創業以来、「安心で快適な社会の実現に貢献する」という経営理念のもと、警備業務、ビルの建物維持・管理、防災や省エネ対策のご提案などを通じて、お客さまの「安心・安全」に貢献してまいりました。
近年では、最新セキュリティサービスの導入や不動産業務への参入を果たし、「建物総合管理からセキュリティまで」当社グループシナジーを発揮してワンストップで当社にお任せいただくことが出来るようになりました。
今日、警備業界には益々高いレベルのサービスが求められるようになっています。
当社は、創業50年にわたって培ったノウハウを活かし、プロフェッショナルとして業務品質を追求し、不断の努力と、恐れず挑戦する心をもって、誠心誠意、皆様から愛される企業を目指してまいります。
(東洋テックのWebサイトより一部引用)
西永さん「東洋テック株式会社は元々 銀行が作った警備会社で、貴重品輸送警備から始まりました。
いつ何が起きても迅速に対応できる鍛えられた警備のスペシャリストと最新のセキュリティシステム・機器で、建物や資産の安全管理、防犯対策を行っています。
法人のお客様には機械警備業務、常駐警備業務、雑踏警備業務、輸送警備業務、ATM管理業務などの防犯対策を主軸に、防犯カメラ、クラウド録画カメラ、入退室管理システム、顔認証システムなどのさまざまなセキュリティサービスも展開しています。
例えば、病院・金融機関・総合オフィスビルなどの施設警備では、各施設の詰所(防災センター)に警備員が常駐して、施設を巡回したり、9つのグループ会社と連携しながらビルメンテナンスや清掃、設備の点検なども総合的に行っています。
個人のお客様には、ホームセキュリティ「関電SOS」で、もしものときにお客様の安全を守れるように常に機械で監視して、何かあれば指令を出してパトロールが駆けつけます!」
東洋テック株式会社は女性も現場で活躍!
西永さん「警備員のかっこいい女性ダンサーたちがビルの屋上で踊っているCMを見たことありませんか?それが弊社東洋テック株式会社のCMです」
西永さん「今まで施設警備で女性の警備員は少なかったですが、ここ数年で女性の警備員がとても増えました。
お客さまからしても女性の方が柔らかい印象になるので話しかけやすいですよね。ポジションによっては女子トイレなどは女性の方が巡回しやすいですし、女性を対応するのはやはり女性の方が良いという声もあります。実際警備員が女性だけの所もあります。
今後オリンピックや万博も見据えて女性社員の登用を増やしている状況ですね。」
吉田さん「現在、施設では27名の女性が活躍しています。グループ会社に出向している人も合わせたら40名程度。貴重品輸送も柔道をして鍛えている女性が防弾チョッキを着て担当しています。以前格闘技をやっていた女性などが多いですね。」
今回のユニフォームの導入まで
西永さん「2020年10月1日に制服検討委員会が立ち上がり、今いるメンバーを中心に9名で新しいユニフォームの導入に携わりました。
最終的にたまゆらさんやデザイナーさんなど5回ほど打ち合わせをして、納得いくものができたので2020年11月5日に会長・社長・役員に上程。無事に導入に至りました。4月から新しいユニフォームに切り替えたかったので、とにかく大急ぎで進めましたね!」
抗ウイルスのユニフォームの導入は警備会社では全国初!
西永さん「新しいユニフォームを導入するには、様々な部署のメンバーが同時に集まらなければいけないので日程調整が難しく、提案から決定するまで半年〜1年以上かかることが通常です。
けれど、今回のユニフォームの導入はたった2ヶ月で決定しました。
最終的に会長と社長、役員に上程した時は、1発OK!完璧なユニフォームの提案をしていただいたおかげで、満場一致でした。すぐにたまゆらの海道さんに電話して、発注に進みました。こんなことはなかなか無いんですよ!」
西永さん「今回のスピード感は、新型コロナウイルス感染症の影響がある中でたくさんの現場で働く社員の安心を守るために、急務でした。また、医療現場では使われていますが警備会社として抗ウイルス素材を使用しているユニフォームの導入は全国初の試みです。
また、4月から真っ先に導入したのはコロナの患者さんの受け入れもされている奈良の病院で警備員が患者さんと接触する機会もあるので、出来るだけ早く導入したかったんです。
7月からは兵庫の医療センター、8月頃ごろからは人の出入りが多い金融機関の本店でも導入予定。いずれは東洋テックで警備を行っている全施設で取り入れたいと考えています。」
杉谷さん「デザインや納期に関して、たまゆらさんとデザイナーさんにいろいろと要望させていただいておりましたが、デザインが仕上がるまで一つずつ丁寧に対応してもらって、その都度応えていただけたのがよかったです。
発注してからの検査や生産工程も調整していただいて、短納期でも完璧な対応だったので、たまゆらさんにお願い出来て良かったなと感じています。」
たまゆら海道「弊社たまゆらの社長とデザイナーの「まずは提案を聞いてもらおうよ」というところから始まった思いが東洋テック株式会社のみなさまに届いて、委員会まで立ち上げていただいて、お互い協力しあってスピーディーに進めていただけて本当によかったです。
通常は納期スケジュールの関係で、11月に発注書をいただいてから最短でも5ヶ月、コロナの影響下では検査も大変なので6〜7ヶ月かかるのが普通の状況でしたが、資材や工場の皆さんにもご尽力いただいて、なんとか3月の納期に間に合わせられました。抗ウイルスの素材は半年〜1年待ちで日本繊維製品品質技術センターの担当者さんがエビデンスを出せるまで、とてもタイトなスケジュール感でしたが、検査など協力していただいた皆さんにも感謝しています。」
抗ウイルスとは具体的にはどういうこと?
西永さん「『抗ウイルスブランド/TVPG』という生地を使用していて、ウイルスが付着しても、絡み付かずに取れやすい素材になっているんです。さらにウイルスの外殻を取って抑制させてくれる働きまであるんです!
大体2年ほど経つと抗ウイルスの安全性や効力が謳えなくなってしまうのでまたそのタイミングで交換していかなければいけないんですが、従業員の安全には変えられません。」
ユニフォームの着心地はどうですか?
阪上さん「まずズボンが良く伸びる素材で動き易いです。今までは留めるボタンだったんですがスナップボタンに変わったので脱ぎ着しやすいのがよいですね。
そして前よりもポケットがたくさん増えて便利!メモ帳やペン、ハンコなどを持ち歩くことが多いのですが、胸にファスナー付きの縦ポケットがあって、激しく動いても中の物ものが落ちないのが良いですね。洗濯してもシワになりにくいのでアイロンかけずにそのまま脱ぎ着できるのも嬉しいポイントです。4月時点では長袖で、今は半袖バージョン、真冬にはジャケットのユニフォームになります。デザインがホテル風で見た目がおしゃれなのも嬉しいです!」
石川さん「イチオシなのは、画期的なベレー帽ですね!
ベレー帽は当社としても初めての試み。軽くて素材が涼しいのがとても良いです。」
(以前の固い帽子)
「以前はこの固い帽子で、折り畳めないので持ち運びの際にも邪魔になっていたんですが今は折り畳んでカバンやポケットに入るので便利になりました。
また洗濯機で洗うことが出来なかったので衛生面が気になっていましたが、ベレー帽だと洗濯出来るので清潔に保てて有難いです。」
阪上さん「ベレー帽は特に女性は見た目も可愛らしく声かけやすく親しみ易いですよね。男性も優しい印象になりますので、好評です!特に病院では雰囲気に馴染んで、素敵なユニフォームですねとお声がけいただいております。
「そして袖は銀色のストライプの部分が光を反射するようになっていて、夜間作業時に良く光って安全なんです。
交通事故や今後来ると言われている南海トラフ地震などで警備員も被害に遭ってしまった時に少しでも安心出来るように、というデザイナーさんのこだわりということでした。」
吉田さん「靴もたまゆらさんにお願いしていて、見た目はちゃんとした革靴に見えますが、蒸れにくくて動き易いんです。
さらに夏服は背中に電動ファンがつけられる仕様なんです!多少ブオォォーという機械音はしますが、真夏の警備業務は体内に熱がこもって本当に大変なので、熱中症対策としてとても有難いです。風量はすごいですが、服は膨らまず見た目はほとんど変わりません。首元から風が抜けていくのでとても快適です。」
吉田さん「私たちの要望をデザイナーさんがしっかり汲んでデザインしてくださったのがよかったです!」
強いていえば…追加の要望はありますか?
吉田さん「そうですね、、私たちがユニフォームを作る時にデザイナーさんにお願いしていたことは全て叶えていただいていたのでどれも強いて言えば、というところです!」
ズボンの裾上げのボタン
「ズボンの裾上げがボタンで出来るようになっているのがとても良かったですが、
ただズボンを履く時に足の指に引っかかるので、ホックの数を増やすなどしてもらえたらより着易くなりそうだなと思いました。切らなくても裾上げが簡単に出来るのですごく楽です!」
風が強いところでベレー帽が飛び易い
「ベレー帽の素材が軽いのが良い反面、屋外やビル風で飛ばされてしまうことがあるので、できれば固定出来るできるようなゴム付きを検討しているところです。」
雨の時にベレー帽にビニールを被せられない
「今までの固い帽子はつばのところにビニールのキャップをつければ雨の時でもかぶれたんですが、ベレー帽だと引っ掛けるところがないので雨天時に帽子を濡らさないためにはどうすればいいか相談できればと思っています。」
たまゆらのいいところ
西永さん「たまゆらの海道さんは関西のノリで、素晴らしい営業マンです。
アフターケアもすぐに対応してもらえるし、何かあった時にすぐに連絡してくれます。
温かみがあって、いつでも迅速な対応をしてもらえることが良いところですね。
杉谷さん「客側のニーズを的確に汲んでくれる提案力とレスポンスが早いところですね。私たちが望むことに応えてくれる営業力が本当にすごいなと思っています。」
東洋テック株式会社を訪ねて、編集後記
(東洋テックのキャラクター「てくまるくん」のシールをiPadカバーに貼っている海道)
海道「30年ほど前からずっと弊社株式会社たまゆらの各店舗の警備は東洋テックさんにお願いしていて、お互いにビジネスパートナーとして協力し合いながらついに今回ユニフォームをご提案して導入いただくに至りました。
通常、会社のユニフォームは提案してから決定するまでに半年、生産で半年、合わせて1年がかりで変えていくことが多い中、弊社の社長とデザイナーの強い思いが委員会の皆さんに伝わって賛同していただけて、4ヶ月という納期を叶えることが出来ました。
抗ウイルスという素材もそうですし、他社にないベレー帽も最初どう思われるかと不安なこともありましたが、気に入っていただけて良かったです。」
警備会社というと、かたくて少し厳しそうなイメージがありましたが、社員の皆さんはとても気さくで、今回の新しいユニフォームの良いところについてワクワク嬉しそうにお話しいただいたことが印象的で、お話を聞いていて嬉しい気持ちになりました。
体力も精神力も必要な大変なお仕事だと思いますが、これからも頑張ってください!
皆様、素敵なお話をありがとうございました!
東洋テック株式会社の概要
【設立】1966年(昭和41年)1月5日創業
【事業内容】機械警備、ホームセキュリティ、輸送警備、施設警備、ATM管理業務、ビル総合管理業務、保険代理店業務、工事・機器販売、不動産業務
【本社所在地】大阪市浪速区桜川1丁目7番18号
【お問い合わせ】https://www.toyo-tec.co.jp/contact/index.html
【公式サイト】https://www.toyo-tec.co.jp/index.html